CRC’S コラム Vol.1 2019/05/13  (株式会社中央リサーチセンターのコラムです)

***********乳酸菌市場 「生」・「死」分かれる成長軌道******************

1.乳酸菌利用製品の市場規模は4,000億円、生菌75%、死菌が25%、しかし成長率は?

乳酸菌製品市場規模は4,000億円(2018年)であり、年率5~10%の成長しているといわれています。

乳酸菌には生菌と死菌がありますが、生菌の需要規模は75%、死菌25%と「生きた乳酸菌」のニーズは堅調であります。

しかし、成長をけん引しているのは、「死菌」であります。

2.死菌は生菌にはない長所がある

1)生 菌

1週間留まって整腸作用を発揮、便として排出される。加熱に弱い(80℃加熱で死滅)。

2)死 菌

小腸のパイエル板にあるマクロファージ(免疫細胞)が死菌を吸収、免疫物質を排出。加熱に強い(160℃30分の加熱に耐えられる)。

この免疫吸収効果が認知され、需要拡大を続けています。

3.急激な需要拡大に供給が追い付いていない?

この急激な需要拡大に、供給が追い付いていない(ある乳酸菌製品メーカー様のご見解)。

さらなる需要喚起、供給拡大で、食品業界のさらなる成長製品に挙げることができるのではないでしょうか。

4.生菌の巻き返しは口臭予防=口内フローラがカギ?

生菌の開発も決して停滞しているわけではないとある開発者の方は力説しています。

口内フローラを活性化させる生菌により、口臭予防効果を発揮する製品の開発も盛んになってきています。

5.乳酸菌製品市場の成長はゆるぎないものに

死菌の免疫効果、生菌の口内フローラの活性化製品の拡充で、乳酸菌製品の市場拡大はゆるぎないものになるとみられます。

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株式会社中央リサーチセンター

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